ふログ

酒クズー酒=酒クズ+酒=クズ

社会人が組織をふんわり渡る方法

会社というところは身を粉にして尽くしたら、粉のまま散っていくだけですよ、という話。

 

 

 部署が色々ある会社にお勤めの方へ。その中でも、
・今の年齢が35才未満
・出世レールに乗り損ねている気がする
・でも職場では上司含めそこそこ信頼を得ている気もする
・民間企業なのに「予算」という謎の文言が登場する
という条件に2つ以上当てはまり、かつ
・もうちょっと出世してもバチは当たらないだろ
と思っている方はゼヒ一読ください。

上の例に当てはまる人が一番に心がけないといけないことは、
「会社の金を使え!できうる限り、湯水の如く!」
ということ。

「まだまだ不況だし」
とか、
「部の目標としても節約が謳われている」
などという表面ごとに惑わされてはいけません。どころか、そういうことをお題目に掲げているからこそ金を使うのです。

金を使う用途は何でもいいです。
・研修(それを自分が受けられると尚いいですよね)
・高額な機材、備品
・投資、事業立上げ
・トライアル実施
などなど。心配しなくても、どんなにお題目に逆らっていようとも、金を使えば使うほどあなたの組織の中での序列は向上していきます。

何故か?
理由は二つです。

(理由その1)
組織と言っても人の集まりですし、人は金と時間をかけたものを簡単には捨てられない。ましてや、
「その金と時間は無駄だった」
とはなかなか認められないものです。なので、自然と、
「今までかけた金と時間が無駄なはずがない。それを仕切ったコイツは有能でないといけない」
というバイアスが金を使う判断をした全員にかかります。そして"高額=より上層部で判断"となりますので、高額であればあるほど上層部にアナタを有能だと思い込んでくれる人が増えるということです。

(理由その2)
「予算」などという謎概念がある企業では予算を取ってこれる人が偉い人です。そして予算を取ってくるためには既存の予算を使い切り、かつ、
「ウチに金を回せばこんなこともあんなこともできる!」
とアピールしまくる必要があります。言い換えれば、偉い人はお金を使いたくってしょうがないのです。その欲に思う存分答えてあげてください。やらなければいけないことをやる人よりもやりたいことをやってくれる人の方を重要視してしまうのが人ってモノです。

なお、僕の一番おすすめの金の使い方は、
事業を企画してトライアル→事業
です。

何故かって?

こんな前時代的な会社は遠からず立ち行かなくなるでしょうから、その時に備えた外部へのパイプ作りや起業の練習を会社の金でやっておきましょう。会社が順調な時は出世できるし、ダメになってもノウハウは残るし、いいリスクヘッジになりますよ。